大切な靴は、丁寧にメンテナンスしていけば、長く楽しめます。問題は、壊れないようにしていくことで、必要な時には修理もすることでしょう。実際に修理をするという場合では、もっとも多いのがヒールです。歩いている間に、必ずソールの部分はすり減っていきます。靴を守るためにも、すり減ったら修理するという習慣が重要です。

ヒール靴のかかとを見てみると、ヒールとトップリフトに分かれているのがわかります。歩いているとヒールの下にあるトップリフトが、地面に接地していくことになり、真っ先にすり減ります。ヒールを守っている部分でもありますが、早めに交換しておけば、ヒールは傷ついたりすることがありません。

実際にかかとにかかる荷重を見てみると、体重の1.2倍程度がかかるといわれています。これだけの重みがかかれば、当然トップリフトは削れていくことになるでしょう。あまりに削れていけば、靴はどんどんと変形してしまいます。変形すると、他の部分にも力がかかるようになり、全体に力がかかり変形も見られるようになるでしょう。これが靴の傷みにもつながってしまうのですから、早めに靴リペアを考えていかなければいけません。

どこまで減ってきているのかは、履くたびにメンテナンスをしていけば、すぐに気が付くでしょう。ヒールの場合には、点で体重を支えるようになってくる部分ですし、靴自体の見た目にもかかわります。他の部分に痛みが出てくる前に、修理を考えていきましょう。

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